広環連とは

会長挨拶

私たち「一般社団法人広島県環境保全事業連合会」の前身ともいえる「広島県環境保全事業協同組合」は、広島県内において液状一般廃棄物処理業(し尿・浄化槽汚泥)又は浄化槽清掃業の許可を受けた業者の業界団体として、平成21年に広島県知事の認可を受け、発足いたしました。

 

私たち液状一般廃棄物処理業者の多くは、昭和29年の旧清掃法により市街化区域の汚物(廃棄物)の処理責任が市町村にあることが定められたことにより誕生しました。以来、し尿汲取りを生業としてきた私たちの業務主体は、高度経済成長と共にトイレの水洗化を実現するために多数設置され始めた「単独処理(みなし)浄化槽」へと移行し、さらにし尿と併せて生活排水を処理する「合併処理浄化槽」へと転換して参りました。

 

その後、私たちの業界は全国的な下水道等の整備により、汲取りトイレ、単独処理(みなし)浄化槽、合併処理浄化槽の全てが下水道に接続されるという業務減少の危機に現在も直面し続けております。しかしながら、私たちの業務が市町村の自治事務として一日たりとも渋滞が許されないものであることに鑑みれば、例え下水道により業務が減少したとしても、事業全体の規模を縮小しつつも業務は継続して行わなければなりません。

未来に向かって

上記のように下水道等の整備に伴う業務減少と対峙してきた私たち業界は、人口減少という次なるインパクトに立ち向かう時代を迎えようとしており、地域の一般廃棄物の適正処理をどのように継続していくことができるのかを官民が連携して考え抜き、答えを出すべき時がきています。

私たち一般廃棄物処理業者は、相互扶助という協同組合の精神を引き継ぎつつ、環境保全を大前提とした一般廃棄物の適正処理の継続を目的に据えて、一般社団法人として運動して参ります。 

私たちのホームページに興味を持っていただいた同業者のみなさん、同じ立場にある私たちと一緒に「助け合い」「励まし合い」「相談し合い」「協力し合い」、一致団結して業界の活路を見出すために「智恵と力」を貸して下さい。また、地域住民のみなさま、行政ご担当者のみなさまには、私たち業界、業者に対するご意見ご要望などございましたら、ご連絡いただければ幸甚です。

 

最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

一般社団法人広島県環境保全事業連合会
会長 川村広晶

組織について

名称 一般社団法人 広島県環境保全事業連合会
所在地 〒730-0051 広島市中区大手町3丁目1-3 IT大手町ビル 10階
会長 川村 広晶
電話 082-546-9087
FAX 082-546-9088
設立年月日 2025年4月1日